鞍陵会 高校25回 ニュース VOL.35
もうすぐ鞍陵祭です。

25回生の皆様お元気ですか?毎日が忙し過ぎるのか、年のせいか、あっという間に半年、一年が過ぎてゆきます。私がニュースの巻頭の挨拶を書くのが今回10回目ですが、次回からは新代表幹事の植木順子さんです。彼女は本当によく人の世話をやってくれますし、まとめていってくれます。安心してバトンタッチできます。
あっという間の5年間の代表幹事でしたが、いろいろなことを学ばせていただきました。ひとつは25回生という素晴らしい宝を再認識したことです。いろいろな行事を行うに当たり、仲間の協力なしではやれませんでした。それと情報発信の必要性です。これは会内のみでなく、仕事の上でも言えると思います。どんな物を買いたいとか、どんな仕事を求めているのかとか、自分自身から情報を出さないと返ってくるものも少ないはずです。こんな便利な世の中、ツールはたくさんあります。
もうひとつ、大事なことは人を好きになるということです。身近なところにこの人なら心を開いて話せるという人がいれば、心が豊かになれるような気がします。よき友や先輩や家族などいろいろな場合があるでしょうが、人との絆は宝と思っています。
以上多くの気づきのあった5年間でした。
ところで鞍陵祭の話です。いつもテーブルが不足して迷惑をかけていますが、毎年40数名の方々に参加していただいています。
今年は50名を目標にしていますので、誘い合わせてご参加よろしくお願いします。たくさんの友との再会を楽しみにしています。
平成21年7月10日  牟田淳一


健康について考える
注目される男性の更年期障害
(日経ビジネス 2009.6.1号より抜粋)

男性の更年期障害には、メタボリックシンドロームが関与しています。男性の更年期障害は、加齢男性性腺機能低下(LOH)症候群と呼ばれ、近年国際的に注目されている疾患です。LOHを専門外来で診療している西松寛明Dr.は、その症状と原因についてこう語る。
「最も顕著な症状は、性欲の減退と勃起力の低下(ED)で、その他に疲労感、知的活動の低下、怒りっぽさ、うつ症状、睡眠障害などが見られます。今までこれらの症状は老人特有のものと考えられていましたが、最近では40歳代のビジネスマンにも増えています。また、症状がうつ病と似ているため、うつ病と診断されて治療を受けている方も多いのではないでしょうか。LOHの主な原因は男性ホルモンの減少で、心理的・社会的ストレスやメタボリックシンドロームも密接に関係しています。」
メタボリックシンドロームの指標となっている肥満、高血圧、糖尿病、動脈硬化といった生活習慣病は、心筋梗塞や脳血栓の原因になると言われていますが、そこに至るまでに全身の血管の老化を促進させます。血管の老化が進むと男性ホルモンの分泌は減少し、LOHの諸症状が起こると共に、生活習慣病も進展します。そして生活習慣病の進展は、更に血管の老化を早めます。この悪循環が、いずれ心筋梗塞や脳梗塞といった重篤な疾患も原因の一つになります。
この点について西松Dr.は「高血圧、糖尿病、動脈硬化などに最も出やすい初期症状の一つがEDです。まず、早朝勃起が減った、勃起機能が低下した、性欲を感じなくなった、と感じたら、生活習慣病の初期症状と考えて、医師に気軽に相談する事が重要です」と指摘する。
「気軽に相談したいと思います」 吉田 祐司


2009年7月