鞍陵会 高校25回 ニュース VOL.11
ときめいた刻 ときめく時
ときめいたあの頃 ときめく今

旅行が好きな私と子供達は、昨年仕事やレジャーで色々な国に行く機会に恵まれました。
「父と子の冒険旅行」と称して妻を残して夏休みに親子三人で行ったこともありました。
娘はイギリスで大英帝国時代に建造されたビクトリア調の建物に驚嘆し、息子は韓国で焼肉の奥深い美味に魅了され、私はハーレムの教会で聞いたゴスペルに涙し、それぞれの国の文化や歴史、国民性などについて食卓を囲みながらよく話題にします。
ニューヨークで通じなかった私の英語もなぜかグァムでは誉められ、絶望的なくらい自信を無くしていた私の会話力も少し自信を取り戻せました。
今年の夏休みにカナダでホームスティする予定になっている息子に達人気取りで時折会話を指導しております。海外旅行に縁遠い妻に、「今度はどこに行くの?」と聞かれ「あっちこっち」と答えると妻は「フーン…・!」と羨ましそう。私は「世界の歴史的探訪」などとわけのわからない事を呟きながら「老後になったら二人でいっぱい行こうね」と言いつつ、心はすでに海外に飛んでいるのでした。

「新年あけましておめでとうございます。」

実行委員会一同お慶び申し上げます。

本年も昨年同様宜しくお願い致します。

今年度のテーマを「NETWORK-25」と致します。
鞍陵25に参加して頂いている皆さんの中に「パソコンを始めました。」と言う方がずいぶん増え始めています。我々にとってインターネットやe-mailが、より身近な道具となり、情報収集や組織運営の面でかなり有利に作用している事は大変有り難い事と思います。そして一方では、各地域ごとの「集まり」によって再会を喜び、今という時を共有する新たな楽しみを持てるようにもなりました。このように様々な道具や機会を得て、私たちは卒業時以上のパワーを育(はぐく)もうとしているように感じます。この仲間たちのネットワーク(人の和)を2001年鞍陵祭に向けてさらし拡大し、そしてパワーを集中していこうと今年のテーマを「NETWORK-25」と致しました。
西暦2000年という歴史的な年に我々が遭遇することは、何か不思議なものを感じます。また21世紀最初の年に鞍陵祭を担当することも栄誉あることかもしれません。あと約1年と半年で当番がやってきます。
各部会や支部では当日までのスケジュールを作成し、本番に向けて邁進いたしております。皆さんの奮闘ぶりには本当に頭が下がる思いです。 今年も昨年同様、皆様方のご支援を賜りながら進んで参りたいと存じますのでどうか御協力の程、宜しくお願い申し上げます。最後に皆様の健康と鞍陵祭の成功を祈念し、新年のご挨拶と致します。
2001年鞍陵祭実行委員長 吉田 祐司


2000年1月