「ここらへんで集まろう会 in 北九州」
3月5日土曜日に、北九州市若松区本町の”料亭金鍋”でここらへんで集まろう会を開催しました。
開催場所が“陸の孤島”とも呼ばれている若松であること、3月の初めの寒い時期であることなど、果たして集まってくれるだろうか、という懸念はありましたが、植木順子さんや内田キョンちゃんの粘り強い勧誘のお蔭で、メンバーは北九州からだけでなく、地元直方・田川地区、福岡地区、山口地区から以下の17名に集まっていただきました。
【北九州組】田中裕、川上秀二、松野秀樹、米森和彦、渡辺和則、田中正治
【福岡組】 那須繁、植木順子、西尾達、吉住和久、永末秀雄
【山口組】、山本智久
【直方組】 吉田裕司、入江敦子、深見健児、永末加代子、内田清巳
何で若松?、と思われる方もいらっしゃると思いますが、昨年12月1日に福岡地区での集まろう会に参加させていただいた際に、若松で10年近く働いていた関係で開催場所の料亭金鍋に関する話題などを紹介し、那須君から「次はそこでやろう!」との提案があったことがきっかけとなりました。
せっかく紙面をお借りしたので、料亭金鍋に関するエピソードをいくつか紹介しましょう。
例年12月2〜4日に若松にある恵比須神社のお祭り(おえべっさん)が開催されますが、中日の3日に、料亭金鍋主催による“若松忠臣蔵”という若松商店街の町興し行事があります。会社にも参加案内があり毎年1名ずつ参加していましたが、2008年は私が参加することになりました。大石内蔵助に扮する西ノ原若松区長(当時)以下、地元選出の議員さん、企業、商店街のメンバーが参加して、忠臣蔵の装束を身に纏い、街を練り歩き、恵比須神社境内の舞台で忠臣蔵チャンバラ劇を奉納し、最後はメンバー全員が参加し料亭金鍋で打ち上げです。年に1回の行事ではありますが、忠臣蔵47士の名前入ったお膳がちゃんと用意されているのには驚きました。若松も昔は石炭で栄え、豊かであったことを思い起こさせます。配役は抽選で決まりますが、私の役は間瀬久太夫(まぜきゅうだゆう)という聞いたこともない人でしたが、調べてみると大目付を務めていた60過ぎの人物でした(勉強になりました)。皆さんはご存知ですか?会社での仕事も早々に切り上げ午後3時過ぎには料亭金鍋に入り、先代おかみに討ち入りの衣装を着付けていただき、かつらをかぶれば準備完了です。その後、メンバーと冷酒を酌み交わし、午後6時の出発時間には酒の力で羞恥心も吹き飛び、いつのまにかその気になっているのが不思議です。刀や槍(もちろん偽物)を身に着け、見物にやってきた会社の同僚に冷やかされても、へのかっぱで街を闊歩できました。今考えると、赤面ものですね。
料亭金鍋は明治28年の創業で、今年で創業116年、平成16年には玄関と二階大広間が国の有形文化財に指定されています。元々は牛鍋屋さんで、昔使われていた18金製の鍋が今は1個残り大事に保管されています。昔は、これ1個で家が五軒建ったということですから高価なものだったのでしょう。また、この金製鍋に熱燗をついで飲むと、味がまろやかになると言われていて、自分も試してみたことがあります。当日も、おかみに頼んで金鍋を出して頂き、みんなで熱燗を注いで飲み、味の変化を楽しみました。何でそうなるのかは諸説ありますが、理由ははっきり解っていません。チャンスがあったら皆さんも試してみて下さい。また、希望があればご案内しますので、遠慮なく連絡して下さい。
昔、この料亭で若松出身の芥川賞作家火野葦平氏が執筆活動をしていたことに由来して、大広間のほか、3つある部屋の名は葦平の間、氏の作品の「花と龍」にちなんだ花の間、龍の間があります。集まろう会の会場は大広間でしたがスペースに余裕があり、あっちこっちに車座ができて話が盛り上がり、3時間という時間があっという間に過ぎた印象です。
女性には、料亭金鍋の自慢料理であるすき焼きや牛鍋を堪能していただいたようです。男性には、若い仲居さんが身に着けている和服にレトロなエプロン姿が印象に残ったようです。その後、黒崎に舞台を移し二次会となりましたが、川上君に色々とサポートしていただきました。有難うございました(低頭)。
思った以上に盛り上がり、幹事としましては本当に良かったと思いました。また、いい思い出が出来ました。机の上に当日の記念写真を置いていて、パソコンに向かいながらしげしげと眺め当日のことを思い返しています。今後も集まろう会の機会があれば、可能な限り参加させていただいて、楽しい思い出を作っていきたいと思います。若松で開催した集まろう会が、また北九州で開催されるきっかけになれば、と思っています。是非、北九州に遊びに来てください。
寄稿:田中正治


昨年、福岡の集まろう会で「北九州 若松の金鍋」という料亭の話で盛り上がり、北九州で集まろう会の開催が決まった。
今回は福岡方面から5名、直方方面から5名、地元北九州から7名が参加し、3月5日に金鍋で美味しい食事を楽しんだ。
参加者は17名でした。
食事も美味しかったけれど、仲居さんたち全員が若くて、着物にエプロン姿がとても素晴らしいと誰かが言っていましたね。男子は仲居さんのエプロン姿にクラクラでした。女子はせっかくだから金鍋名物の牛鍋(厚切りにした伊万里牛サーロインを八丁味噌で炊く料理)を食したいと、目いっぱい料理を楽しんでいました。
宴も盛り上がった頃には、純金製の小さめの鍋に日本酒を注いで回し飲みが始まり、一次会でほぼ全員が酔っ払い状態。
二次会はタクシーで黒崎に出て、グテャグチャに盛り上がって・・・(記憶が飛んでます)

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